Linux版Sylpheed設定メモ

ローカルのメールスプールを読んだり書いたりするための設定のメモ。
Sylpheedのバージョンは3.5.1。

設定→全般の設定
受信タブ
「ローカルスプールから取り込む」にチェック
「取得時に振り分ける」にチェック
「スプールのパス」を「/var/mail」

設定→現在のアカウントの設定
基本タブ
「サーバ情報 プロトコル」を「なし(ローカル」
「サーバ情報 SMTPサーバ(送信)」を「localhost」

Chromeがパスワードを保存しなくなってしまった【解決法】

Chrome。
各サイトごとにパスワードを保存してくれていたのだが、急に保存してくれなくなってしまった。
新しく教えてやろうとして、「パスワードを保存しますか?」で「はい」をしても、やっぱり保存してくれない。

ググって見つけた解決法がこちら。
情報科学屋さんを目指す人のメモ

その方法とは、まずChromeを終了してから、「C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Local\Google\Chrome\User Data」にある「Default」を削除して再起動する、というものです(このとき、もとのDefaultフォルダはバックアップしておく)。
Chromeを起動すると、タブなどは削除されてしまいますが、Google Syncを使って同期されていたブックマークやプラグイン、などなどの情報は、ChromeにGoogleアカウントでログインすることで復元できるので、そこまで大変な問題ではありません。

試したところ、このやり方で無事解決。
Linuxの場合だと、「$HOME/.config/google-chrome」にある「Default」。

パスワードの問題はこの方法で解決するものの、やっぱりいろいろと設定が失われてしまう(例えばAdblock Plusの設定とか)のは好きじゃない。

ということで、探した結果、結局のところ、「Default」の中の「Login Data」というファイルを削除してやるだけでよさそうなことが判明。
(いきなりの削除が恐ければ、とりあえずは「Login Data HOGE」とでも名前を変えればよい。というよりも、情報科学屋さんにもあるように「Default」丸ごとのバックアップを取った上での作業を強く推奨)

パスワード管理が正常かどうかの判断は、設定⇒詳細設定を表示…⇒パスワードを管理、として保存しているはずのパスワードが表示されればOK。
異常が起こっている場合だとパスワードがこんな感じ↓で全く表示されない。

調子が悪い時のChrome

調子が悪い時のChrome

LinuxのFirefoxのFlashで文字が全くタイプできない【解決か?】

LinuxのFirefoxのFlashで文字が全くタイプできない、という件。

Flashのバージョンを下げても問題は解決しなかった。
なのでFirefox本体のバージョンを変えてテストしてみた。
そうすると、比較的古いFirefoxであれば、期待通りに動くことがわかった。
全てのバージョンをテストしたのではないが、まとめるとこんな感じ。

共通:
OS:Vine Linux 6.3(32ビット版)、Flash Player:11.2.202.644

Firefox:
40.0.3(2015/10/14) OK
42.0(2015/11/2) OK
43.0(2015/12/14) NG
43.0.4(2016/1/6) NG
45.0.2(2016/4/12) NG

どうやらFirefoxが43.0になった頃からおかしくなったようである。

一応、これで解決か?

ちなみに32ビット版のVine Linuxで動くFirefoxは45.0.2までなので、Vine Linuxの場合にはこの問題がきちんと解決されることはないだろう。

LinuxのFirefoxのFlashで文字が全くタイプできない【未解決】

久しぶりにLinuxのFirefoxのFlashで文字をタイプしようとしてみた。
すると、打てない。

日本語を入力しようとすると、左上に日本語タイプ用ウィンドウが開いて、文字をタイプして確定するとFlashの中の文字入力エリアに日本語がタイプされる。
ここまでは正常。
その後、Enterを押すと文字がサーバーに送られるはずなのだが、そこがそうならない。

最初はなんだかわからなかったのだが、どうやらキーボードのASCII文字が認識されていないことがわかった。
ABCとか打てない。Enterもだめ。
そのサイト特有の問題かもと思い、いくつかのサイトで試してみたが、全滅。

対処方法をググっていくつか試してみたがどれもうまく行かない。

なんだろうなあ。未解決ですよ。

OS:Vine Linux 6.3(32ビット版)
Firefox:45.0.2
Flash Player:11.2.202.643


追記。一応の解決編はこちら

Linux - Vncserver上のGnomeでデジカメがmountできない【未解決】

デジカメの画像を取り込もうとしたが、取り込めない。
dmesgしたりlsusbしたりすると認識はされているものの、mount(正確にはmountじゃないんだけど)されない。

うーん、なんだろうねえ。

とりあえずは、Windows PCで画像を読んで、Sambaでファイルコピー。

Linux - Vncserver上のGnomeでUSBストレージがmountできない

最近、Linuxのデスクトップの機械をconsoleではなくてVncserver(TigerVNC)を使ってリモートデスクトップで使っている。
バックアップを取ろうとして、USBの外付けディスクを繋げようとしたところ、「XXX をマウントできません / Not Authorized」というエラーになってmountできない。

いろいろ調べたところ、リモートデスクトップの場合、polkitが許可を与えていないことがわかった。
少し考えると気が付くと思うが、複数のユーザーがリモートデスクトップを使っているような環境の場合、USBストレージが誰でもmountできてしまうというのは、セキュリティー的に確かにまずい。

とはいえ、ユーザーが一人だけというような個人使用の場合であればconsoleと同様にmountできる方が嬉しい。

ということで、回避策。

OSはVine Linux 6.3。

udisksについてのpolkitの設定ファイルを編集。suしてから、

  vi /usr/share/polkit-1/actions/org.freedesktop.udisks.policy

このファイルの <action id="org.freedesktop.udisks.filesystem-mount"> の <allow_any> と <allow_inactive> が no になっているはずなので、これを yes に変更する。

こんな ↓ 感じ。

(snip)

  <action id="org.freedesktop.udisks.filesystem-mount">
    <description>Mount a device</description>
    <message>Authentication is required to mount the device</message>
    <defaults>
      <allow_any>yes</allow_any>
      <allow_inactive>yes</allow_inactive>
      <allow_active>yes</allow_active>
    </defaults>
  </action>

(snip)

<action id="org.freedesktop.udisks.filesystem-mount-system-internal"> や <action id="org.freedesktop.udisks.filesystem-unmount-others"> は変更しなくてもOK。

システムのRebootやpolkitdの再起動は不要のようで、設定ファイルを変更するだけで良いみたい。

ふむ。快適!

phpMyAdminで内部エラー500

久しぶりにphpMyAdminを使ってWordPressのバックアップを取ろうとした。
管理画面にログインはできるものの、自分のDBを開こうとすると、

Internal Server Error 500

となって開けなかった。

ぐぐったら、phpMyAdminで急に500エラーが発生した時の対策例 というサイトが見つかった。
これに従い、クッキーをクリアしたものの状況は変わらず。

で、まずは、PHPのエラーが自分のホームディレクトリーに保存されるように .user.ini を設定した。

error_log=/home/hogehoge/temp/php_errors.log

この状態でphpMyAdminを動かしてエラーを起こさせた後でphp_errors.logを見ると、libraries/structure.lib.phpが見つからないよ、というエラーメッセージが出ていた。

FileZillaで確認してみると、確かにそんなファイルはない。

なんかの拍子にファイルが壊れたのか?

他にも壊れたファイルがあるかもしれないので、phpMyAdminを再インストール。

で、無事、復活。めでたしめでたし。

Vine Linux 6.3のvsftpdで接続できない

普段はsftpを使っているのだが、どうしてもftpを使わなければならなくなったため、vsftpdをインストールしてみた。
インストールは普通にSynapticで。
とりあえずはftpdを手動で立ちあげてから、

su
/etc/init.d/vsftpd start

ftpで接続しようとしたら、次のようなエラーに。

Connected to localhost (192.168.xx.xx).
220 (vsFTPd 2.0.7)
Name (localhost:xxxx):
331 Please specify the password.
Password:
530 Login incorrect.
Login failed.

エラーのログが見つからず対応に苦労したが、犯人はpamだった。
pam.dのvsftpd(Synapticが自動で作ってくれる)の中に

auth required pam_shells.so

があるのだが、普段使っているLogin Shell(/bin/tcsh)が/etc/shellsにないのが原因だった。

解決策は、/etc/shellsに

/bin/tcsh

を追加すればOK。

解決に2時間弱かかったよ  (>_<)