3DEMを使ってSRTMを可視化 その3

その2」を読み返し、3DEMの絵を眺めていたら、大きな勘違いをしていることに気付いた。

まずは、この絵をよく見てみる。

みなとみらい付近から見た(?)富士山(UTM変換後)

みなとみらい付近から見たつもりだったのだが、まてまて。
違う。全然違うぞ!
手前の線がみなとみらいのある位置じゃないか!
ということはみなとみらいよりももっと東側(東京とか千葉の方向)から見ている!

切り欠きのある四角の、切り欠きの場所に立って眺めていると思っていたが、そうじゃなくて、切り欠きは見る方向を示しているだけか。
指定した四角い領域を箱庭のように切り出して、それを眺めているイメージなんだ。

また、富士山付近を拡大した絵を描くために、「Change Position」の「Move Closer」というボタンで操作していたのだが、この「Move Closer」の意味を取り違えていた。
カメラの位置はそのままでクローズアップしているものだと思い込んでいたのだが、そうではなくて、カメラそのものを近づけているようだ。
このことは次の絵を見れば明らか。

Move Closer操作

左の状態から、「Move Closer」したのが右の画像。
「Move Closer」すると丹沢が富士山に対して相対的に高くなっていく。
つまりカメラが近づいているということ。

結局、3DEMの場合、どこから見た絵になっているのかがはっきりしないなあ。
その2」でUTM変換有無で富士山と丹沢の重なり具合が違って見えたのは、UTM変換することでカメラの位置が変わっていたことが原因だろう。
どこから見たのかはっきりしないというのは、写真と比べようとした場合、かなり困る。ふーむ。

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