中古でSharpのSHV48を買った。2020年6月に発売されたau向けのAndroidスマホ。 https://jp.sharp/products/shv48/
お風呂用に買ったので、SIMフリー化とか、指紋認証とか、NFCとか、全然気にせずに買ったのだが、買ってから指紋認証とNFCはあるとよかったかも、と少し後悔した。
さて、メインで使うつもりはまったくないのだが、予備機ということで楽天モバイルのSIMを使えるようにしてみた。
少し手こずったので、その顛末。
1. SIMフリー化の確認
auの場合だと、2021年9月30日以前に発売された場合にはSIMロック解除が必要となる。SIMロック解除がされているかどうかはMy au(IDは不要)で調べることが可能。
https://www.au.com/support/service/mobile/procedure/simcard/unlock/ の「SIMロック解除のお手続き(My au)」に入って、「その他の端末」を選んで、IMEI/MEID(端末製造番号、15桁の数字)を入れると、「SIMロック解除を受付済みの端末です。」と表示されたので、SIMロック解除されているのだろうと判断した。
IMEI/MEIDは 設定 ⇒ デバイス情報 で調べられる。
2. SIMカードを差し込んで、APNを設定しようとすると「このユーザーはアクセスポイント名設定を利用できません」
SIMカードを入れて、APNを設定するために 設定 ⇒ ネットワークとインターネット ⇒ モバイルネットワーク ⇒ 詳細設定 ⇒ アクセスポイント名 に入ると「このユーザーはアクセスポイント名設定を利用できません」となってしまった。APN設定画面に入って設定しようとするが、保存できない。
(なお、この時点でも電話機としては使用可能であるため、何かが壊れているといった状況ではないだろうということは確認可能。APNが未設定だとデータ通信は不可)
3. SIMステータス更新
ググって見つけたのがこちらのサイト https://scrapbit.jp/blog-entry-27.html
SIMカードのステータス更新という作業が必要になるケースがあるそうだ。
設定 ⇒ デバイス情報 ⇒ SIMのステータス と入って ステータスを更新 をタップ。
この操作で、「使用可能 コード 900」と表示される。
ググるとこれはエラーであるという投稿も見つかるが、それはガセであり、900になればOK。
4. 再度、APN設定
設定 ⇒ ネットワークとインターネット ⇒ モバイルネットワーク ⇒ 詳細設定 とすると「ネットワーク」が「Rakuten」となっており、大きく前進。
アクセスポイント名設定画面に入ると相変わらず「このユーザーはアクセスポイント名設定を利用できません」となっていたのだが、どうやらこれで正常のようであった、APN名「Rakuten」、APN「rakuten.jp」だけ指定して保存し、APNリストから「Rakuten」を選択したところ無事データ通信ができるようになった。
【肝となる点】
「使用可能 コード 900」となっていればSIMロックが解除されてSIMカードを認識している状態。
「このユーザーはアクセスポイント名設定を利用できません」という警告はフェイクの場合もあるので慌てない。