台風が大きいほど、台風の勢力が強くなると思いますか?

【誤解②】「台風の大きさ」=「台風の勢力」ではない?

台風の指標の中には「大きさ」と「強さ」があります。アンケートで「台風が大きいほど、台風の勢力が強くなると思いますか (単一回答)」と質問をしたところ、半数以上の方が「そう思う」と回答しました。

気象庁は、台風の「大きさ」を「強風域 (平均風速が15m/s以上の風が吹いているか、吹く可能性がある範囲)」で、台風の「強さ」を「最大風速」でそれぞれ区分しています。台風が大きいほど強風域の範囲は広くなるため、被害は広範囲に及びやすくなります。ですから、大きい台風が日本に接近しているときは、今いる場所が台風の中心から離れていたとしても、注意・警戒が必要になります。

甚大な被害をもたらした比較的小さな台風 2019年台風15号

ただ、台風大きいほど、台風の勢力が強くなるというわけでもありません。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f3f96661c6154611eb08e9c663196cb9ab67c4fd

「台風が大きいほど、台風の勢力が強くなると思いますか?」という設問にモヤモヤしてしまった。

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仮想CentOSでswapをLVMから仮想HDDに変更

VMwareで動かしている仮想CentOS 6で、swapをLVMから仮想HDDに変更したときのメモ。
grubの変更を忘れると立ち上がらなくなるので注意。(なお、立ち上がらなくなってしまった場合には、grubの起動画面でeを押して起動オプションを変更して回避)

手順の流れは、以下の通り。

VMwareで新規の仮想HDDを一つ作成(例えば/dev/sdb)
仮想CentOS起動
swapをオフ
swapのLogicalVolumeを削除(例えば/dev/vg_localhost/lv_swap)
fdiskで/dev/sdbにswapの領域を作成(/dev/sdb1。パーティションの種類を82(Linux swap)に変更するのを忘れずに)
mkswapでswap領域を作成
/etc/fstabを編集して、LVMのswapを使わずに/dev/sdb1を使うように変更
swapをオンにして、freeとか/proc/swapsで確認
/boot/grub/grub.cfgを編集(「rd_LVM_LV=vg_localhost/lv_swap」なんて感じのところを削除)

コマンドだけ並べて書くとこんな感じ。

sudo su
swapoff -a
lvremove /dev/vg_localhost/lv_swap
fdisk /dev/sdb
mkswap /dev/sdb1
vi /etc/fstab
swapon -a
free
cat /proc/swaps
vi /boot/grub/grub.cfg

CentOS 7とかだと、grub.cfgを直接変更するのではなくて、

vi /etc/default/grub
grub2-mkconfig -o /boot/grub2/grub.cfg

のようになるはず。(確かめていない)

もしかしたら使うかもしれないコマンド:

vgchange -a y