4年も前の話なんだが、知ったのは最近。
Jタウンネット「新人を一瞬で辞めさせた、上司の酷すぎる3つの言葉」 https://j-town.net/tokyo/news/localnews/235475.html
悲報
入社4日目の新人君
上司の「聞く前に自分で少しは考えろ!!!」と「なんで聞かなかった!!勝手に行うな!!」と「いちいちそんなことを聞くな!!」のトリプル役満コンボにより無事会社を辞めました。
この時期人でが欲しい中若い新人を消した格下無能を僕は許さない— 知火伊@どんどこどーん (@m_o_m_i_z_i) 2016年11月18
https://twitter.com/m_o_m_i_z_i/status/799614727814979584(アカウントは凍結)
状況がわからないので、この新人君がどうだったのかはわからないのだけど、こう言われて途方に暮れてしまう新人さんって多いのかな?
ではどうすればいいのか教えましょう。
(1) 「聞く前に自分で少しは考えろ!!!」
これは文字通り。何でもかんでもすぐに聞くのではなくて、まずは自分で考えてみましょう。
似たような事例はいままでありませんでしたか?
「あの時はこうだった。だったらこれはこうなんじゃないか?」とまずは考えてみましょう。
考えたことが間違っていても、それは全く問題なし。
自分なりに考えた上で「これはこう考えました。これでいいですか?」と聞けばOK。
自分で一旦考えてから聞きに行くというのを繰り返すことで、理解が格段に進んでいき、知識が増えてスキルがついてくるでしょう。
それでも「聞く前に自分で少しは考えろ!!!」と言われた? それは上司・先輩が悪いです。
(2) 「なんで聞かなかった!!勝手に行うな!!」
部下の失敗は上司・先輩の責任なんですよ。
部下が勝手にやってしまった場合でも、上司・先輩は「監督不行き届き」ということで責任をとる必要があります。
上司・先輩からすると、「部下が部下の判断で行動してしまい、こちらは防ぎようがなかったのに責任を取らなければならない」ということで、(ある程度は)不合理と感じてしまうというのは、理解できるでしょうか?
逆にいうと自分が責任の取れる範囲であれば、勝手に行ってOKです。
ありがちなのは、そうなった場合に責任を他に(上あるいは下に)押し付けようとする自己保身です。
人間だれしも自分が大事なので、ある程度は仕方ないとも思います。
でも、それって周りの人は絶対に見ていますよ?
尊敬・信頼・自尊心をなくしてもよいのなら、そういうやり方もあるでしょう。
(3) 「いちいちそんなことを聞くな!!」
これはケースバイケースの部分があります。
比較的簡単なことで、昨日も答えたのに、また今日も聞くのか……だとこのセリフになるでしょう。
あるいは、あと1時間で仕上げなければならない仕事をやっているときに、比較的簡単ことを聞かれたら、このセリフになるかもしれません。上司・先輩も人間です。
あるいは、どう考えても質問者の権限と責任で行えるだろうと思えるのに判断・確認を求められたら、このセリフになるでしょう。
とはいえ、これを入社4日目の新人に対していうのは少し考えにくいです。状況がわからないので断定はできませんが、ちょっとおかしいかなと思います。
極端な例かとは思いますが、ツイナビに「ものすごく無能な新人に接したことで、なぜ「聞く前に考えろ」「なんで聞かなかった」「いちいち聞くな」を言いたくなる人がいるのか、少しわかるようになりました…」という記事がありました。
https://twinavi.jp/topics/lifestyle/5832fc7a-7788-43b2-a27b-0850ac133a21
cocoon @cocoonP 2016年11月21日
状況:客から住所を聞いたが郵便番号が書いてなかった
「郵便番号欄には何を入力したらいいですかね?」→聞く前に少しは考えろと言いたい
「わからないので000-0000と入れました」→なぜ聞かなかった
「住所欄も何を入力するか調べなおした方がいいですか?」→いちいちそんなこと聞くなhttps://twitter.com/cocoonP/status/800547858172608512
https://twitter.com/cocoonP/status/800546941130063872
【まとめ】
まず、自分で考えてから質問する習慣をつけましょう。
自分に権限がないこと・責任が取れないことについては、上司・先輩に確認する習慣をつけましょう。
あと、上司・先輩に確認してから進めたことはもちろんですが、自分の判断で進めたことであっても、どちらの場合でも一言でよいので状況・進捗を報告するというのも、ぜひとも身につけて欲しい習慣です。特に悪いことは早めに報告しましょう。
頑張ってください。