ガッテン 宿便 大腸内視鏡

2012年11月7日のガッテンは「美やせ&腸までキレイ 出た!プチ断食大解剖」。
この時はいわゆる「宿便」は医学的には存在しない、「宿便」と便秘は関係ないということを大腸内視鏡を使って説明している。

“宿便”の正体とは!?

プチ断食の効果としてよく言われるのが、“宿便”の排せつ。

そもそも“宿便”とはいったい何か?
町の人のイメージを聞いてみると、皆さん「腸の壁にいつまでもこびりついた便」を気にしているようでした。

そこで、便秘で悩まされている方の大腸を、内視鏡で調べてみると・・・
大腸の中はとてもキレイでした。
しかも専門家によると、皆さんが気にするような“宿便”は通常ありえないとのこと。

大腸の壁は、常に粘液が分泌されているため、便がこびりつきにくい上、細胞の入れかわりがとても早いので、便が壁にいつまでもこびりつき続けることはないと考えられるそうなのです。

http://www9.nhk.or.jp/gatten/articles/20121107/index.html#item2012110704

一方、昨日2016年10月26日の「大腸がんにならないぞSP」は少し違っていた。
大腸に便が引っかってしまい、それが便秘の原因となっている場合がある。大腸内視鏡検査を行う際、事前に強力な下剤を用いて大腸を含む消化器の掃除を行うが、それによりそういった詰まった便を排出することができ、便秘の解消に繋がるケースがある、とのこと。

大腸内視鏡検査で頑固な便秘が改善!

大腸内視鏡検査の前に行う「下剤」による大腸のリセット(完全にからっぽにする)で、頑固な便秘が一気に改善することがあります。今回の取材で、便秘が改善したことで「お肌の調子がよくなったり」「ご飯がおいしく感じたり」「体重がキープしやすくなったり」という実感まで得られた方がいることもわかりました。 そもそも便秘の原因の一つには、固い便が腸にひっかかり、その便が滞留することでさらに便秘が悪化してしまう「便秘の悪循環」があります。下剤で一度からっぽにすることで悪循環を絶ち、良いリズムへいくきっかけにすることができるのです。

http://www9.nhk.or.jp/gatten/articles/20161026/index.html#item2016102601

つまり、2012年11月7日の放送では下剤を飲んで腸の掃除をした後だったため大腸内視鏡で「宿便」が観察できなかっただけで、実は「宿便」(と言われているもの)は存在していて、便秘の原因(結果かもしれない)となっている、というのが真相なんだろうか?

大腸内視鏡で便秘が治る場合があるのは事実らしい。
腸内清掃により便秘を治します、といっている病院もググれば見つかる。(どういう処置なのかは書いてはないが、大腸内視鏡の事前と同じようなことをやるのではないかと想像)

自分自身は3回大腸内視鏡の経験がある。
朝から4時間位かけて2Lくらいの下剤を200mLくらいずつ決まった間隔で飲んでいく。
最初はウンチだったのが、茶色い水になり、最後は少し黄色い透明な水(消化液の色らしい)になっていく様子は、辛いが、達成感はある。
で、便秘に効くかと問われると、特に便秘ではないので、検査前後では何も変わっていない。

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