さてドルコスト平均法である。
日経平均の数値データがあったら、シミュレータを作りたくなるよね?
ということで。こちら。ドルコスト平均法シミュレータ(日経平均版)
バブル前のすごく安い時から始めたとして計算してもそれは儲かるのはわかりきっているので、1980年以降のデータを使うようにしてみた。
ドルコスト平均法が万能ではないのは間違いない。
やめるタイミング(売るタイミング)が難しいのも明白。
開始するタイミングはどうなのか、調べてみた。
バブル前激安だった1980年1月から始めた場合
最高最低損益:
最高:1989/12 2853766円 (+237.8%)
最低:2009/2 -1555232円 (-44.4%)
最高最低損益率:
最高:1989/12 +237.8% (2853766円)
最低:2009/2 -44.4% (-1555232円)
2015年2月時点:
累計投資額 4,220,000円、損益 +1,851,362円 (+43.9%)
バブル期最高値の1989年12月から始めた場合
最高最低損益:
最高:2015/2 1088066円 (+35.9%)
最低:2009/2 -1151668円 (-49.9%)
最高最低損益率:
最高:2015/2 +35.9% (1088066円)
最低:2003/4 -52.7% (-848641円)
2015年2月時点:
累計投資額 3,030,000円、損益 +1,088,066円 (+35.9%)
考察
意外というかそうでもないというか、25年とか35年とかの長期だったためか、始める時期による違いは43.9%と35.9%。これはかなり小さな差なんじゃないだろうか?
ドルコスト平均法を使うと、大勝は無理である。バブルがあってもせいぜい3倍強。
しかし、それなりに負ける時期もある。(一時的に)半分になってしまう時期もある。
買うタイミングがわかる人はタイミングを見て買えば良いと思う。
でもそうではない一般の人はドルコスト平均法がいいと思うんだけどねえ。
ただ、仮に半分に目減りしたとしてもそこでやめると負けてしまう。
半分になったとしてもうろたえないような額に抑えておくということは必要だろう。