Sharp UX-MF 30CLをLinux(Vine Linux)で使う

Sharp UX-MF 30CLという古い複合機をLAN接続で使っている。
Windows PC(XP)から使っているのだが、Linux(Vine Linux)で使えるかな、ということでググって見たらこんなページが。

http://tech.any2.net/item/282.html

まねっこしたらできるかも、ということでやってみた。

(1) まずはプリンター側で、プリンターのIPアドレスを固定に設定

登録/機能 ⇒ パソコン関連設定 ⇒ ネットワーク設定 ⇒ DHCPによる自動取得 ⇒ しない
ネットワーク設定 ⇒ IPアドレス ⇒ 192.168.001.128(自分の環境に合わせて)
ネットワーク設定 ⇒ サブネットマスク ⇒ 255.255.255.0(自分の環境に合わせて)
ネットワーク設定 ⇒ デフォルトデートウェイ ⇒ 192.168.001.001(自分の環境に合わせて)
ネットワーク設定 ⇒ DNS(プライマリ) ⇒ 192.168.001.001(自分の環境に合わせて)

(2) 必要なパッケージを入れる

入れるんだけど、なにが必要なんだろう?
cups、cups-libsは入れている。
system-config-printer、system-config-printer-libs、system-config-printer-udevも入れている。
foomaticは入れていないけど動いている。
ghostscriptは入れているけど必要か不要かは不明。
hpijsは入れていない。

(3) プリンターを登録

システム ⇒ システム管理 ⇒ 印刷
「+追加」ボタンをクリック
「ネットワークプリンター」の三角を開く
「AppSocket/HP JetDirect」を選択
ホスト名=192.168.1.128(自分の環境に合わせて)
ポート番号=9100(デフォルト)
「進む」ボタンをクリック
「データベースからプリンターを選択する」を選択(デフォルト)
「製造元」から「HP」を選択
「進む」ボタンをクリック
「DeskJet」を選択
「ドライバー」として「HP DeskJet Series[en](推奨)」を選択(これ一択のはず)
「進む」ボタンをクリック
「プリンター名」、「説明」、「場所」を入力(面倒ならデフォルトのままでよいだろう)
「適用」ボタンをクリック

テストページの画面が出たら、「テストページの印刷」をクリックしてテスト実行。
(テストの前にプリンターの設定(カラー/白黒とか紙サイズとか)を変えたいなら、ここではテストをキャンセルして後でテスト。手順は後述)

(4) 印刷キューの制御

システム ⇒ システム管理 ⇒ 印刷
設定を変更したいプリンターを選んで右クリック ⇒ 印刷キューを表示

印刷を止めたり、再開したり。

(5) プリンターの設定の変更(オプション)

システム ⇒ システム管理 ⇒ 印刷
設定を変更したいプリンターを選んで右クリック ⇒ プロパティ
「プリンターオプション」を選んで、適当に設定して、「適用」

(6) プリンターのテストページ印刷(オプション)

システム ⇒ システム管理 ⇒ 印刷
設定を変更したいプリンターを選んで右クリック ⇒ プロパティ
「設定」を選んで「テストページの印刷」をクリック


UX-MF 30CLによるスキャンについてちょっとだけ。
スキャンはスキャナーのメール送信の機能を使って、LinuxのPosfixで受信するのがおそらく最も簡単だろう。
設定の手順は省略するが、ファイヤーウォールの設定でSMTPのポートを開くのを忘れずに行うところが一番引っかかるところかな。

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